ステロイド吸入薬の副作用
ステロイド吸入薬の使い方と効果の続きです。
副作用はステロイドの飲み薬や塗り薬とは異なり、かなり少ないです。
副作用としては、ステロイドが口の中に残ることによるカンジダ感染、声がかれる、子どもの場合は身長の伸びの低下、などが言われています。
母としては身長の伸びの低下は心配ですよね。
ステロイドを吸った子たちと吸わなかった子たちで比較した研究では、ある研究ではステロイド吸入開始後1年では0.48cmステロイドを吸っていない子たちと比べて伸びが悪かったものの2年目は特に違いは無し、また他の研究では大人になるまでに1.2cm伸びが悪かったという結果でした。
カンジダ感染は吸入後にしっかりうがいをすることで予防できます。またカンジダになってしまった場合も薬があります。
幼い子でうがいができない場合はお茶や水を飲んで洗い流します。ステロイドを飲み込んで大丈夫なのか心配になりますが、ごくごくわずかなので問題無いようです。
声がかれる場合は、吸入後のうがいや、薬の種類を変えてみることが有効と言われています。
ぜんそくは悪化させると辛いので、副作用よりも吸うメリットの方がずっと大きいと思います。
とは言え毎日続けるのは大変ですし、特に子どもは成長につれてステロイド不要になる(寛解する)ケースも多いので、我が家ではせっせと吸入させつつダニ対策をしつつ、寛解の日を待っています。
喘息は治るのかに続きます。