ぜんそくとアトピーの子を持つ女医のブログ

ダニに強い家づくりがメイン、その他日常生活で気をつけていることなど。

歳をとっても住める家にしたい

仕事では、体が弱った患者さんが自宅に帰る支援にも関わっています。


足が弱ったり車椅子になっても家で過ごすためには、最低でも外から部屋に入れることが必要です。


そのためには、

・駐車場と家の高低差が、将来スロープで対応できる程度であること

・玄関または窓の幅が、車椅子が通れるくらいある

・玄関から入る場合、玄関と廊下の段差が少ない、または将来スロープを設置できるスペースがある

・玄関から入る場合、廊下の幅と部屋のドアの幅が、車椅子が通れるくらいある

・窓から入る場合、地面と窓と部屋の床の段差が少ない、または将来スロープを設置できるスペースがある

が必要です。


車椅子の幅は70cmくらいが主流のようです。

ただし大柄な方だともっと横幅が必要ですし、小柄で軽い方なら抱っこでクリアできることもあります。

我が家は私は小柄ですが夫は大柄なので、横幅は広めにとっておきたいと思っています。

体が弱って廊下に手すりをつけ、その後もっと体が弱って車椅子になる場合(よくあります)を考えても廊下は広め(または無し)にしたいと思っています。


あとはできれば、

・部屋からトイレが近い(ポータブルトイレもありますが、家のトイレに行きたがる方は多いです)

・浴槽が深すぎない(足が弱るとまたぐのが大変になります。シャワーでも良いので湯船が好きな人のみ)

などでしょうか。


ただトイレやお風呂は、手すりがあれば1人でできる程度なら上記で良いですが、介助が必要になると上記に加えて広さも必要になります。

我が家は水回りは歳をとってから状況に合わせてリフォームしようかなと思っています。