ぜんそくとアトピーの子を持つ女医のブログ

ダニに強い家づくりがメイン、その他日常生活で気をつけていることなど。

我が子がぜんそくと診断されるまで

赤ちゃんの頃から、大泣きすると咳をするのが気になっていました。

生後半年を過ぎ、風邪をひくたびに背中からゼーゼーヒューヒューという音がするのに気づきました。


一度ゼーゼーしただけなら一時的な気管支炎かもしれませんが、風邪のたびゼーゼーするのは怪しい。そう思って小児科の先生に相談し、ぜんそくと診断、治療が始まりました。一歳になってすぐの頃でした。


父母がぜんそくアトピー持ちであることから、アレルギー体質を受け継いでいる可能性は高いと思っていました。

ぜんそくアトピーの発症には、遺伝と環境の両方が関わっているとされています。

遺伝は変えられないので、せめて環境を整えよう!ということで、毎晩入浴後の全身保湿、できる限りのほこり(ダニ)対策を行い、さらに腸内細菌も関係しているらしいということでヨーグルトをせっせと食べさせていました。


それでも発症しました。

ショックでした。


でも考えてみたら私も夫もぜんそくアトピー持ちですが、不幸だと思ったことは無いし、適切な薬の使用と生活習慣でそれなりに症状をコントロールできています。


この子のためにできることをしよう、でもそのためにいっぱいいっぱいにならないようにしよう、と今は思っています。